服は生活の中で必需品ですが、季節や時代のトレンドなどに対応しながら用意すると、あっという間にクローゼットがいっぱいになってしまう。
クローゼットがいっぱいになると、開けるたびに沢山の服が目に入り、ゴチャゴチャした感じにストレスを感じる。
そんなストレスを減らすためには服を減らすことが重要ですが、今回は「汎用性」を意識した服の減らし方について、僕が実践して効果があった方法を紹介。
服の量を減らすなら汎用性の高い物を揃える
服の量を減らすうえで、意識することはたった一つ。
汎用性の高い服を揃えること。
以前まで僕はシャツの袖の長さは、「ロング丈」「七分丈」「ショート丈」の3種類を持っていた。
でもよくよく考えると、シャツは「ロング丈」一つで十分だなと感じるようになった。
少し暑い日ならロング丈の袖をまくればいいので、七分丈は必要がないし、暑い日ならショート丈を着るのではなくTシャツだけでいい。
そう考えると、シャツはロング丈だけで十分だなと思い、それ以外は処分して一年過ごしたが、何一つ不自由はない。
むしろ、どの長さのシャツを着ようか考えなくて済むので快適。
シャツの種類を減らし1年過ごした結果、シャツの形は数種類用意しなくても、汎用性のあるロング丈のシャツだけでいいという結論に。
色だってそう。
僕は基本的にどのパンツにも合わせやすく、シンプルで清潔感のある無地の白が8割占めている。
これもどのパンツにも合わせやすいという、汎用性の高い色だからという理由で白を買っている。
パンツもどんな上着にも合わせやすい、汎用性の高いジーパンと黒のスキニーパンツがメイン。
サイズに関しても最近は大きめを着るのが流行だが、流行に左右されると、新たに服を買い揃える必要も出てくるので、僕はそういった流行には乗らない。
だらしない印象を与えず、かつ自分が一番しっくりくるタイトめの服をずっと着ている。
流行に合わせた服の形を購入すると、流行が終わったら時代に合わず着れなくなってしまうから。
だから毎年の流行には乗らない。
そもそも、毎年の流行(トレンド)は、ファッション業界が消費者に新たに服を買わせるために作っているもの。新しく服を買ってもらわないと、ファッション(アパレル)業界は儲からないので。
流行に左右されず、汎用性の高い服を着るようにすると、服の量は必然的に減ることになり、クローゼットはみるみるすっきりとなっていく。
服を買う頻度も減るため金銭的にも優しい。
それに無駄な服を買うのを控えることは金銭的以外にも、世界中で問題となっている服のゴミ処理問題にも少なからず貢献できる。(着られなくなった衣服の“末路”とは… | NHK | WEB特集 | 環境)
流行を追って毎年服を買い換えるファストファッション(流行のために作られた使い捨ての服)は見直す時代に来ている。
汎用性などについては理解したけど、毎年流行に乗ったオシャレをするのが好きな人は、自分のできる範囲で汎用性の高い服や色を意識して揃えることは十分可能なはず。
たったそれだけでも服の量は必ず減る。
服の量が少なくスッキリとしたクローゼットは開けた時に気持ちがいいので、「汎用性」を意識して服の量を減らしてみてはいかがでしょうか。