先週1週間ほど、子供を連れて実家に里帰りしてきました。
いつもと変わらない実家でしたが、普段よりなぜか落ち着かない自分がいることを感じていた…。
原因もとくにわからないまま過ごし、札幌に戻ってからやっと実家で落ち着かなかった原因が判明しました。
今回の経験は、うまく利用すると今後の人生でも役に立ちそうです。
落ち着かなかった原因は自分に合わない環境への拒否反応
実家に里帰りして終始気になることがあって、それは家のあちこちにある、「必要のない物だったり、長年使っていないような物」。そういった物に対して、「捨てればいいのに」と常に頭の中で考えていました。
実家は一軒家で広いんですが、その分、昔から物が多くあります。
人間、何もない空間があるとついつい物をそこに置いてしまいがちになりますが、僕の両親も物をとりあえず溜め込んでしまう性格なので、家のあちこちに使っていないような物があります。
昔から実家ではそれが当たり前でしたし、いつもの風景だったので以前まではとくに気にはしていなかったんですが、今年はやけにそういった物に目がいくようになった自分がいたんです。
札幌に戻ってきて、物が少ないリビングで一息ついて、「そうか、最近は物が少ない空間で過ごしているから、実家では今まで感じなかった物が多い空間に強くストレスを感じていたんだ」と理解しました。
現在の環境と違う環境に身を置くことでしか、気づきを得ることができないこともある
今回経験したことは、今後の人生を生きていく上でとてもいい経験をしたなぁと。
実家に帰る前は、物が少ないスッキリした空間の方が落ち着くとは思っていましたが、もしかしたら物が多い空間でも落ち着くことができるかもしれないし(実際に昔の部屋は物で溢れていたけどリラックスはできていたと思う)、自分が思っているほど物が少ない空間ではリラックス度が増えていないかもしれない。
それが、物が溢れている空間で実際に生活をしてみて、物が少ない空間のほうが断然リラックスできる自分がいたので、今の自分には物が少ない空間を目指していくことが、ストレスの少ない日々を送れることを確証することできました。
今回は空間についての経験でしたが、例えば、仕事なんかでも今までと違う仕事に挑戦してみることで、今の仕事が自分にどれだけ最適な環境なのか知ることもできます。
頭だけで考えるのではなく、実際に体験して五感を使って感じることがなにより大切。
ぜひ「本当にこの環境は自分に合っているのか?」という疑いを持ち、正反対の環境に身を置く経験をしてみてください。
今まで感じることができなかったものが感じ取れるかもしれませんよ。